おふ本 『 しっぽは正直です！ 』 2011/10/30 (Sun)

２０１１年１０月３０日　青の聖域ｉｎ名古屋　発行！


『　しっぽは正直です！　』　小説　Ｐ１２　　１００円

プリンター製本　雪男×燐　Ｒ－１８

春花日和　個人誌です。

↓　携帯撮影の表紙画像です。



あらすじ・・・

燐が食べようとしたゼリーを雪男が食べてしまい燐は不貞腐れてしまう。
雪男がかわりに買ってきたものを見て、本当は嬉しいくせについ素っ気ない態度をとってしまう。
そんな燐を、ではなく燐のしっぽを見て雪男は・・・

しっぽが語る物語（笑）

ほのぼのえろ予定がガッツリえろとなった青ｅｘ初めて本です！


短いですが続きにサンプルありますｖ
読みやすいように行間隔を変えております。

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冷蔵庫に入っていたオレンジゼリーを食べた。

どうやらそれは、テストが無事終わった後、ご褒美に兄さんが食べようとしていたらしい。それを知らずに僕は食べてしまった。

怒った兄さんは不貞腐れ、ベッドの上で背中を丸めて壁の方を向いている。しっぽもピクリとも動かない。
こうなってしまったら中々やっかいだ。

今日の夕食は非常にピンチとなってしまう。


～中略～


小さな袋をガサガサと鳴らしながら部屋へ入ると、出て行った時と同じ姿勢の燐がベッドの上にいる。

それを見た雪男は溜息を吐く。

ゆっくりと不貞腐れて寝ている燐の傍に近付く。

「起きてるんでしょ、兄さん」

ピクリともしない。

「いい加減機嫌直して。ほら、これ」

袋を上に掲げる。

ガサガサッという音を聞いて、燐のしっぽがピクッと小さく反応する。


～続きは本文にて～